南アフリカ、西ケープ州のみに育っている植物たち「フェインボス」
(通常フィンボスと呼ばれますが、アフリカーンス語の発音に近い表記をしています。)
私が南アフリカへ旅することになったのは、アフリカンツリーエッセンスというフラワーエッセンスに出会い、これをどうしても日本に広めたいと感じ、その直観と衝動のままに、、、
英語も大して出来ないのに、ちょっとだけ貿易の勉強をしたことがあることを頼りに(全く当てにならない頼りなのですが・笑)、そのエッセンスを輸入しよう!と作り手へメールをしたからなのです。
それがきっかけで日本に住んでいた南アフリカ人が突然連絡をくれたり、そのご縁で現地の植物に詳しいガイドさんを紹介してもらったりと、繋がっていくから面白い。
植物に踊らされている人生です(笑)
植物に導かれて南アフリカへ
自分の扱う商品に使われているものなので、私はちゃんと説明が出来るようになりたいと思うタイプだし、その責任があると思うので、南アフリカへ出かけたら植物園で、なるべくたくさんのフェインボスに会いたいなと駆け回ります。
何せとても広いので、ただ植物園全体を歩くだけでも1日以上かかると思います。だからどんどん歩いて迷子になったり(笑)
この子は植物園ではなく、公園で出会った
ワイルドローズマリー Eriocephalus racemosus
アフリカーンス語では、Kapokbossie
名前の通りローズマリーだと思いきや、綿毛が出来ている!
フェィンボスって、特殊な特徴があるのだなと思っていたら、何とキク科の植物でした。
ローズマリーと言えばシソ科なので、キク科だったら綿毛が出来るのも納得ですね。
確かに葉っぱの様子はローズマリーに似ています。お花はキク科と言われればそのような、白い小さなものです。
この時はお花には出会えなかったけど、今年は咲いて居る頃に行くので、きっと出会えるでしょう。
伝統的には、ブランデーベースで、利尿作用のあるチンキ剤として使っていたようです。
今は、精油の原料として主に用いられています。
今度はちょっと葉っぱをもらって、香りも確かめて来たいです。